15歳 いのちの日記




「生まれてこのかた、正式な日記をつけたことがない。今日より日記をつけることにする。」
ある日突然、現代医学では治療不能と言われる白血病と告げられた。
14歳の少年・飯田公靖くんの死に直面した闘病日記が始まった。
そこには苦しい闘病生活の中にも、天真爛漫で、あまりに明るく、あまりに優しく、両親の愛に応えようとする、澄んだ少年の眼差しと、いのちの賛歌があった。

昭和50年の話です。
その頃よりは医学が発達していると思いますが、未だに白血病は死を意識すると思います。
その中でもこんなに明るく、今を後悔しないように楽しんで、一生懸命生きようとしているのには、心を打たれます。
本人に告知こそされていませんが、きっと心のどこかで気づいたいたのでしょう。
大人でも取り乱すことでしょう。
それをこんなに強く前向きに生きる姿に、こちらも奮い立たされます。
この本は、本人・両親の闘病日記、追悼文等から構成されています。
公靖くんはすごく周りの方達から愛されていたんだと思います。
この様な人には、生きていてほしかった・・・



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